太陽光発電について
太陽光発電シス テムの仕組みは? |
発電して余った電力は電力会社に送り(売電)、足りないときはおくられてくる(買電)、電力会社との接続で、自動的に電力の売買が行われるシステムです。 |
設置場所による
発電量の違いは ありますか? |
【方位】最も日射量の多い南面に設置することが理想ですが、東西面でも南面の約85%の日射量を得ることができます。 【傾斜角】パネルの傾斜角は30度前後が理想です。 |
屋根への荷重は 大丈夫ですか? |
太陽電池パネル1枚あたり(約1平方メートル)の荷重は、メーカーによって差がありますが、取り付け架台等も含めて15~20キログラム程度です(陸屋根は工法によります)。 よく見かける一般的な太陽熱温水器だと約3m四方の屋根荷重が約300キログラムにも達しますが、太陽光発電システムの荷重は屋根全体への分散荷重になりますので築年数の古いお宅(屋根材)等でない限り問題はない設備です。 いずれにしても、設置前の現地調査で担当者がチェックいたします。 |
3KWシステムって どういうこと? |
太陽電池モジュール(パネル)1枚の最高出力を150Wとした場合、20枚設置すると、3000W、つまり3kWのシステムになります。 パネルの外寸をざっと1m×1mとすると、このパネルを屋根などに20枚取り付けられるお宅を指します。 そのため、屋根形状や各メーカーのパネル出力や寸法、電気の配線ルールによってシステムが決まります。 |
kW単価とは? 補助金計算は? |
例えば3.0kWシステム設置で費用が210万円(税抜・工事費込み)だった場合210万円÷3kW=70万円(税抜)ですので、 1kW当たりの単価を70万円と言います。 国の補助金額(平成16年度)は1kW当たり4.5万円ですので、上記の場合、3kW×4.5万円=13.5万円支給となり、 実質の設置額は210万円+10.5万円 (消費税分)-13.5万円=207万円(税込・工事費込み)となります。 |
工事は何日程度 かかりますか? |
既築住宅ですと、工事自体は1~3日程度(雨天日は延期)で完成するのですが、発電開始は電力会社への申請を行った1~2ケ月後の連系検査と電力売買契約を行った日からとなります。 新築・改築中の住宅ですと、同じ施工期間内で工事完成、ご入居前後の発電開始が一般的です。 |
台風や雨漏りの 心配は? |
大切な住宅の屋根上等に設置するため、各メーカーは台風や雨漏りには特に注意して開発・設計をしています。 また実際に工事を行う方々への施工研修・保証制度等を導入しています。(標準工法・部材の仕様で風速60m/秒にも耐えられます)。 |
災害時の電源って 蓄電するの? |
日中の太陽光がある時に限られますが、発電量に応じて最高1500W分(メーカーによります)の電力が専用のコンセントから得られるようになっています。 太陽電池というのは他の発電設備同様、発電した瞬間の電力を使いますので、蓄えておくことはできません。そのため、その瞬間に使い切れずに余った電力を自動的に電力会社に買い取ってもらうようになっています。 そこで蓄電池(バッテリー)ということになるのですが、システムの耐用年数に比べて蓄電池が数年しか持たない(車のバッテリー同様)ため費用増などの理由もあり、家庭用の太陽光発電システムではまだ一般的ではありません。(学校などの避難所には用途上、導入されています) |
オール電化で 導入できますか? |
太陽光発電システムの保証は各メーカーや販売会社等が行っています。 保証年数は10年保証となっています。 大体次の3種類があります。 |
設置費用の
分割 |
リフォームクレジットも可能です。 |
デメリットが
あれば 教えてください。 |
夜間は発電せず、日中は雨量(積雪含む)や雲りの天候によって発電量が増減することでしょうか。 もちろんこの間の足りない電力は、普段通り自動的に電力会社から買う(操作なし)ようになります。 |